間接民主主義から直接民主主義へ



ギリシャ時代から始まったいわゆる’民主主義’は本来国民全員が一堂
に集まり、皆で討議して採決し色々な制度を決定していく、というのが理想
形です。

しかしギリシャ時代は通信のインフラがなくまた全国から皆がある場所に
集まり討議する、ということは物理的にできませんでした。

そのため各地区で’代表’を決め、その代表が一定の場所に集まり、皆の
代弁をする、という形の今の’間接民主主義’が現在まで続いて来ました。

しかし現代においては地球上のどの国でもネットが張り巡らされメールも
一度に何万件も処理できる社会的インフラが整備されソーシャルネットワ
ークで全国レベルでいつでもどんな課題でも国民皆で討議できる状態にあり、
採決もメールで瞬時に行うことができるので’代表’や’代議士’を選ぶ必要
はない時代に入っています。


日本国民は憲法で’主権’が認められており、この’主権’は国の制度、目指
す方向を’決定’する権利です。

現在国民にはわずかに代表選出選挙の’投票権’が与えられているのみで
本来の’主権’である制度決定権、予算決定権は与えられていません。


代表を介在した’間接的な’あいまいな民主主義でなく直接各自の意思が
生かせる’直接民主主義’でこの国の将来を決定していく方向で考えましょう。


一人当たり数千万円の年俸をとるいわゆる’政治家’がなくなりボランティア
で動く一年交代の’世話人’が提案を行い、それに対して国民全員が採決する、
という形で政治運営すれば今破綻している財政も徐々に正常化できます。


先進各国の政治状況を見てもいわゆる’代表’が私的な利益を優先して各国
民のあるいは’国’の利益を後回しにし、よって国の発展が阻まれている、と
いう例は枚挙に暇がありません。


先進各国より真っ先に国民が国を決める’真の民主主義’に移行し、日本を
世界一の’’先進国にしましょう!


ネクストモーション代表
畝 洋幸